防犯カメラを設置して犯罪に備える
昨今、自分の身は自分で守る観点から、防犯カメラを設置しようと考えている人は多いかもしれません。
これは何かの犯罪行為が起こった際には動かぬ証拠になるわけで、この点で心強いことは間違いないでしょう。
どのような事件においても、やはり動かぬ証拠は大きな力になるものです。
この目的では、同じ防犯カメラであっても性能が重要になってきます。
多くのカメラは動画映像のように鮮明で連続した画像を、幾日もの長期間にわたって記録し続けるような機能は備えていません。
そんなことをしますと電気もメモリーも多く使うことになり、あまり現実的ではないからです。
そうではなくて、ある程度鮮明さを犠牲にし、またコマ数も少なくなっています。
ですが、あまりにもこの点を犠牲にし過ぎた製品だと、いざというときには不安なこともまた間違いありません。
夜間であってもそれなりにはっきりと撮影できるかなども無視できないポイントになります。
一方で、全く別の観点から防犯カメラの設置を考えることもできます。
いわゆるダミーカメラなどはその極限とでもいうべきもので、これは一種のハリボテであってカメラに見えるだけで、撮影機能は一切持っていません。
それでも、外見がカメラに見え、間違いなく撮影されていると思わせることで犯罪行為の抑止につながるという考え方から、現実にもそれなりに幅広く利用されています。
コスト的にはもちろん大きなメリットがあるのは言うまでもありません。